勉強を分類して1日15時間勉強しよう
描くの失敗した。なんの魚かわかりますこれ?
一応、この記事に(無理やりだけど)関連してます。
最後に答えわかるので、内容2割、魚8割ぐらいで読み進めてください。
人間、同じことに取り組み続けると集中力が切れがちです。
一方、僕の実体験からすれば、取り組みを変えることで集中した状態で勉強し続けることができる。はず。
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実際に、どんな風に切り替えればよいか。
同じことを続けることを避けたい。
勉強、読書、筋トレなんてバラバラなモノを組み合わせるもよし。
読書なら、違う参考書を3冊読みまわしたり、ジャンルの違う本を読みまわしたりしても良いだろう。
そんな組み合わせは果たして有効なのか、ということは一旦置いておく。
ここではとにかく、同じことを続けることを避けることに焦点を置こう。
さて、受験勉強ではいかがだろうか。
ただ単に、科目を、分野を切り替えるだけでは不十分だろう。
無論、テキトーもよろしくない。
では、どのような枠組みで考えればよいのだろうか。
勉強をストレスで分類する
ストレスフルか、もしくはノンストレスか。
ストレス、つまりはその勉強の苦になる度合いで二分します。
ストレスフル…?
ノンストレス…?
えっとですね。
わかりやすいのはノンストレスな勉強。
言うなれば、休憩代わりになる勉強。
(ストレスフルは一旦置いといて…)
ノンストレスもまた2パターンに分けて、詳しく説明していきます。
ノンストレスな勉強①
楽しい、快感、趣味的な勉強。
「いくら勉強しても苦にならない勉強」
と言った方が分かりやすいかもしれません。
僕の場合、数学と英語がこれに当たります。
数学に関しては、抜群に得意なわけではなく、まあまあ得意といった程度でした。
ただ、式をこねくり回して答えへの道筋が経ったり、答えに辿り着く瞬間に快感を感じます。解けない問題でも、解答を見て思いつかなかった解法を知った瞬間に興奮します。あとは、別解なんかも良く興奮します。微積分の問題をベクトルで解いていた時は、友達に伝えるほどに興奮していました。
んん〜!
気持ちワルッッ!!!
まあそんな様子で、僕にとっての数学は
趣味とか遊びに近いものでした。
そこで、一日の予定に数学はあまり組み込まず、
休憩代わりとして数学の勉強をしていたような状態でした。
まあ実際は、それさえもある程度ルーティン化されていたので、意図的でないけれども数学を毎日勉強する形になっていました。
英語は得意科目でした。(簡単と言われている代ゼミの)早稲田プレの英語で(学部内で)全国1位を取ることもありました。凄いのかよくわからない自慢ですね。
まあ、ある程度の人よりも、受験英語は得意だったはずです。そんな僕にとって、英語の演習は"解ける快感"に満たされていて、全く苦ではありませんでした。
おそらくみなさんも、自分が得意なことなら自ら取り組めるはずです。勉強じゃなくても、他の人は苦手な一方であなたは得意なことは、まわりから不思議がられながらも、あなたはスイスイ取り組めるでしょう。
僕は別に、英語の勉強が好きなわけではありませんでした。グローバル人材を目指していたわけでもなく、海外に行きたいとも全然思っていませんでした。
難関大を目指す受験生で英語を苦手とする人はあまりいないと考えて元から英語に力を入れていたのと、予備校の方針で英語の勉強量が多めだっただけです。
だから、英語の勉強自体を楽しいとは思いませんでした。「こんな意訳しちゃうのか!」とか「省略やら修飾やらでカオスな文構造楽しい!」なんて変態なときもありますしたが、やはり言語を習得することは、勉強とどこか違う気がします。
ただ、解ける快感故の楽しさはあり、それはゲームをクリアしていく感覚に近かったかもしれません。
このように、僕にとって数学と英語は苦になる勉強ではなかったのです。
こういった勉強は、"勉強"というよりも"息抜き"として利用した方が都合が良いです。
自分の脳を誤魔化すことができます。
数学の勉強をするときに、「おし、数学で休憩するか」なんて思えれば、勉強をしない休憩を削れることができて、時間的効率を高めることができます。
ノンストレスな勉強②
頭を働かせない勉強。
僕の場合、英単語・熟語の暗記がこれに当たります。
僕の英単語の暗記法は、何かに取り付かれたかのように、ひたすらに「英単語→日本語訳」と読み上げるだけでした。
この暗記法の良し悪しや詳細についてはまたの機会としますが、なんだかんだ早プレ全国1位を取ったので、僕はお勧めしたい方法です。
一つひとつ意識して読み上げた方がちゃんと覚えられる、という考えは正しいです。
ただ、あえて意識しない、考えないことで、なるべく頭を働かせないようにするのです。情報が送られる以上、全く働いていないことはありませんが、脳への負荷を小さくすることはできます。そうすることで、他の勉強と比べて、相対的にラクな状態を作り出すことができます。
疲れて休憩したい時に、脳を疲れさせずに暗記できるとなれば、これもまた時間的効率は良くなるでしょう。
作業と化した勉強って意味ある?
ここでいう作業とはどういうことか。
作業的勉強=手先などを動かして勉強した気になっている勉強。頭を働かせていない、思考停止状態。
例えばノートを写す・まとめること。参考書にマーカーを引くこと、解答を写すこと。
「勉強した気になっちゃう勉強」と言ってもいいでしょう。
(もし適切な表現があったら教えてください)
これらは手を動かすことで何かやった気になりますが、イコール勉強したことになるとは言い切れません。( 多くの学生はこれで満足しているところがあるので、気を使てほしいところですが…)
そんな中で、この暗記法が優れているところは、集中力を低下させずに勉強を続けることができるという点です。
英語の暗記だけで考えれば、もっと効率の良い方法はあります。
しかし、限られた時間を有効に使うことを考えたとき、この方法は時間ロスを最小限にできる方法と言っていいでしょう。休憩代わりに勉強できるのですから。
読み上げるだけなので、実際は作業的になってしまいます。
しかし、時間効率化をクリアしながら暗記できる方法として、"受験において"はこの作業は有効と言えるでしょう。
ノンストレスな勉強に切り替えるタイミング
あ、言い忘れてました…
「ストレスフル=ベリーハード」ではありません!
「ストレスフルな勉強="ノンストレスな勉強"以外の勉強」
と考えてください。(ストレスフルと言った方がゴロが良かっただけ…)
そして、勉強を切り替えるタイミングについてですが。
勉強を切り替える目的は、集中状態を保つため。
必ずしも、ストレスフルとノンストレスな勉強を交互にする必要はありません。
ストレスフルな勉強でも、現代文と物理では疲れ方が違ってくるでしょう。
切り替えるタイミングは、休憩したいとき。
休憩の代わりが、ノンストレスな勉強です。
ストレスフルな勉強の積み重ねで疲れてきたとき。勉強のやる気が起きないとき。頭が働かないとき。そういった時は、ノンストレスな、ラクな勉強に逃げましょう。
「そんなノンストップでやってられるか!!」
まずはやってみてください。
1カ月続ければ、このぐらいは当たり前のようにできます。きっと。
何より、僕の場合は、勉強しない休憩をすることで、そのあと再開することの方が面倒でした。続けていれば、止まることはありません。
途中で方針を見直す必要はあると思いますが、休憩せずに勉強し続けていれば、「勉強しなくなる」という最悪のケースには絶対に陥りません。
休憩しないことは、その時間を多く確保できると同時に、止まる可能性をなくしてくれるメリットもあるのです。
まあいろいろ書いてみましたが。
要するに、勉強を止めることの方がリスキーで、
勉強し続けるためには、脳への負荷を考慮しましょう、ってことです。
器用なマグロになりましょう。マグロ。